Misaruka rui バースデーワンマン 「for my dear」レポート!


 

2016年3月3日恵比寿club aimを舞台にした、Misaruka rui バースデーワンマン「for my dear」と特別企画 1人ワンマン「あなたの為の演奏会」が行われた。

この日は、ヴォーカルruiの誕生日前日ということもあり、なんとライブは2部制となっていた。

セットリストはruiみずからがセレクト。さらにこの日、12ヶ月連続リリース企画第7弾!として、Misaruka ジュリエットリングの販売を行った。完全限定25個だけというレア商品だ。

ここへは、前後半戦でもあり、本編のMisaruka rui バースデーワンマン 「for my dear」の模様をお伝えしよう。

 

時刻は19時手前をさしていた。多くのファンが会場内に集まり、今か今かと興奮気味にメンバーが出てくるのを待ち望んでいた。腕にはピンク紫のケミカルライトのブレスを巻き付け準備は満タンなようだ。愛らしいBGMが消え照明がパッと落ちる。

青色の煌びやかな照明と共にSEが流れ出し観客の手拍子と共に、「おい!おい!」と手をあげる。「聞かせてくれよ!最高なバースデーをお前らと共に」

と叫びだしたのはruiだった。それに答えるかのように、ファンもヘドバンをする。

バースデーの幕開けにふさわしい楽曲を飾ったのが、「Curse of Contact」だ。

シャウトがあり、そこから折り畳みが入り咲きを見せる場面が、最初から加速していた。

それに続いて、軽やかな手拍子が横に揺れ謎めいた楽園が始まる。「Calling」。

ファンも慣れた手つきでフリを決め拳を上げる。

「おい東京楽しいか?」と煽り出すruiの声に会場はさらにヴォルテージが上がっていく。

rinのギターソロでファンがしゃがみながら咲く姿が印象的で、忠誠を誓う花々たちにも見えた。ここで、一旦、MCが入り、メンバーコールが響き渡る。

そんな中観客たちは、「Happy birth day」を急に歌いだし、事前に隠し持っていたクラッカーを引いてruiの誕生日をお祝いした。ruiも驚きの表情をしておりなんとも嬉しそうだった。そして、Sawahがruiと名前が印刷されているTシャツ姿になり会場全体を笑いに包んだ。Sawahいわく、「社長にだけは許可をもらったからさ!」と発言しており、ruiも思わず笑みが零れていた。

「この瞬間をみんなと迎えられて本当に嬉しいです。ありがとう。ライブっていうのは僕たちとここに来たみんなだけで出来ます。みんなの力を出してくれ!!」とファンにruiが囁く。そのあと、「お前たちは何が欲しい?」と煽り出すのが印象的なナンバー「What do you want?」を披露。上手にモッシュをしだし、大きな横揺れを見せすぐさま手拍子を醸し出す。途中折り畳みを交え、実に忙しく世話しない楽曲だ。サビではタオルを回しだし、ライブならではの熱さが感じられた。そこからruiのシャウトで逆ダイに行き次々にファンがステージにぶつかって激しさが込み上げていた。その激しさの余韻を連れたまま流れ出したのは「forbidden」。「そのままお前たちの腕を貸してくれ!!」とruiが放ち拳を上にあげる。

「お前たちがここにいるのは意味がある。頭ふれ!」と叫びヘドバンが巻き起こる。

両隣の観客同士が、手をつなぎ横にステップを踏み可愛らしい姿を映し出していた。

だが、愛らしい瞬間も束の間。すぐに人が変わったかのように狂変を見せたファンの姿はMisarukaの支配力そのもの。彼らの威力は凄まじい。手拍子から続いて奏でられるのは「misty」。「手拍子から頭吹っ飛ばせ!!拳!!」と叫びだすruiの姿の後に、手を横へ横へ揺らしながらも手を叩き飛んでいるファン。手をクロスさせ「消えないで」のフレーズに合わせていた。これに続いて流れ出したのは、世話しなく曲調が変わる走馬灯のような楽曲、「sin」 。こちらも、ファンが手をクロスさせているフリが何とも印象的だ。ここで二回目のMCに入る。「こうして幸せな光景を見ているとやっぱり失いたくないものがあります大切な場所を失ったときにみんなに届けたいと思った楽曲があります。

聴いてください「Rasen」。」

切ないイントロとから始まり、赤とオレンジの照明に照らされ会場内に響き渡るruiの歌声はどこかノスタルジックな風景を漂わせるかのようだった。その歌声の上に乗せながらrinが刻むギターの音色が心を掻き立てた。そんな懐かしさ溢れる情景に飲まれながら

ruiの歌声が響き渡りrinとSawahのギターの音色に包まれ「Ariel」が巻き起こる。

「少し泣いてもいいかな」というフレーズが印象的で美しい青の世界に包まれる。

「もしも苦しくて泣きたくなったら僕たちがここにいるよ」と間奏につぶやくrui。

ファンの心をこの歌ともに癒してくれるそんな疾走感あふれるナンバーで、咲き乱れるファンの姿が非常に美しかった。

「さて、ワンマンのお知らせを何度か生放送でしてたときに久しぶりに何曲かやるか言ってたんだけどこの曲を選んでよかったなと思えるのはこうして見に来てくれているからだと思います、久しぶりにこの曲を送ります。「Kanon」。」

交響曲でもあるカノンを見事にミサルカ流に変えたナンバー。じっとステージを見つめ演奏に聞き入ってしまう壮大な世界。どこか馴染みあるカノンは哀愁漂う気もしてならない。

「ここに集まった最愛のお前たちに届けます」と伝え流れたのが、ファンも咲き乱れ溢れながらの、メロディアスな楽曲の「juliet」。拳をくるくる回し、咲く姿が妙に愛らしい。

「僕たちの思い届いていますか?」のruiの問いかけにもファンは拳で熱く答えていた。

ラストを飾るのは、「Rosary」。「これから何が起こるかわからない、この瞬間を楽しめよ」とruiの胸の内を明かしながらヘドバンをし、長い髪たちが激しく揺れ動いていた。

壊れていく世界と今にも狂ってしまいそうな空間。「すべてをさらけだせ!」に煽りに答えるのがファンたちの逆ダイ。

「ここからが本番だよ」とシャウトを決めるruiは「ここで僕の声を聴いて」とつぶやく。

上手に向かい煽りまくると、 「おい!」とファンが叫びまくり、今度は下手が叫びまくる。「どこに立っていたって関係ねーよ、後悔しないように僕の元へ来いよ、悔いを残さず来いよ、我先に」と会場にいるファン全員に伝えた。

「最高だよ東京、もっともっと足りないよ東京!」と言い残し片手を上にあげ黄色い歓声と共にMisarukaのメンバーたちは会場を後にした。

一幕は終了し、すぐ様アンコールの声援が会場に響き渡る。彼女たちのアンコールの声にこたえてMisarukaの面々が順番に登場しだした。

「アンコールありがとう。いや感無量です、今日は久しぶりのワンマンライブでしたが来月から無料ワンマンライブtourを行います。初日から、かっ飛ばしていくからさ!スゲーの用意して待ってる。ぜひ来て下さい。去年の春のツアーではこんな楽曲ができました。聴いてください「この桜が舞い散ってゆく頃に」。美しい和テイストな旋律が印象的なナンバーでもあるこの楽曲。まるで桜が舞い散ってゆくような風景を見ているかのよう。「僕は君を忘れないから」というフレーズが会場内に高々と弾き残った。

続いてのアンコールでは、「Rogation」を披露。「全員手をあげろ!」と言われファンも手を大きく上にあげる。

「まだまだ終わりなくないよ、お前たちとの最高な景色を終わりたくないよ」と言い放つrui。「手をたたきなさい、全ての思いを受け止めてやるよ」の声に合わせヘドバンする観客たち。折り畳みを全員でしながら、会場全体を揺らしてゆく。ギターソロではrinのギターの音が泣いているかのよう。しゃがみこんだままヘドバンという場面は中々私自身見たことがなかったので妙に新鮮に感じた。「やり方なんてなんだっていいよ!」と後ろのファンにも問いかけを見せたrui。それに答えるかのように「おい、おい!」とファンも叫びまくっていた。Vetchieがドラムから立ち、ステージの真ん中でさっきSawahが着ていたのと同じruiと名前が印刷されたTシャツをファンに見せびらかす。その姿が凄く可愛らしかった。

そんなこんなでアンコールも幕を閉じた。だがアンコールだけで終わらない、今日のMisaruka。なんていったって、今日は「ruiのバースデーワンマンライブ」だ。まだまだ、仕掛けは残っていた。

照明が明るくならない状況を見てファンたちも、もう一度アンコールの声援と手拍子をしだす。すると、メンバーが登場し、ruiが、「アンコールありがとう、Misarukaがアンコールを二回やるのは珍しいこと。僕が好き勝手にやっていいって言われたから今日はやります。今年新宿Renyでワンマンライブをやります。バンドマンって何か目指す場所があるもんだと思う、それがバンドマンだけじゃなくみんなもそうだと思う。こうしてみんながいてくれているから僕たちはステージに立てていますありがとう。次の楽曲は去年行った新宿Renyが終わって作った楽曲です。いいかい?ライブを作ろうぜ!」と伝え流れたのは、「-Uneccep table-」。「手を叩け!」と煽りだし、手拍子が会場に響き渡る。「いいね下手!」と放つruiの声に拳を頭に降りおろし、ジャンプを見せるファンたち。

飛びながら咲くファンの姿はまるではしゃぐ幼い子供のよう。かと思えば、頭をフリ暴れる姿は尚且つ豪快なよう。「お前たちとなら最高な景色が見れる気がするよ」。

「まだまだ終わんねーぞ東京!!」そんな煽りから続いたのは「Prince」。拳をあげ、「おい!おい!」と力強さを見せる観客たち。「お前たちの曲を聞かせてください!」「後ろの方フリわからなくてもいい十分伝わっているよ」そんなruiの呼びかけに軽やかに手を使いハートをかざすファンの姿。「僕の大切な君へ」と歌い観客たちに思いを放っていた。

rinのギターソロでは、蝶が舞い踊るかのような景色が見れた。「いいか最高な声を聞かせてくれよ」観客も気合を込める。

「最高だ東京!おい東京おいラスト行けるか、ラスト!」と熱く煽りラストに突入。

バースデーのトリを飾ったのは、「My dear  rose」。鮮やかな照明と共にヘドバンが繰り出される。rinがruiの背中に寄りかかる姿に観客もにこやかになる。そして、最後のrinのギターソロの旋律が場内に巻き起こる。漆黒の闇の世界とでもいえるような感覚だ。

逆ダイを繰り返し、飛び跳る、「もっと出来るだろ!飛べとべ!」と煽られる光景が妙に熱いと感じた。「上手も下手に負けんな、ほら全員来い」「ラスト、悔いを残すな最高に幸せだよ」とruiの伝えたいメッセージをファンに届ける。

「ありがとうありがとう。お前も、お前も、お前も、全員見ろよ。最高に幸せだったぞ

最高だったよ生まれてきて良かったよ」と最後に伝えるrui。黄色の照明に彩られ神秘な空間だった。観客からは盛大な拍手と歓声に包まれ見事に本編は幕を閉じた。

ruiの記念すべきバースデーライブは全16曲で構成されており、滅多にアンコールを二回もやらない彼らでさえ今回は特別に披露をした。普段は見られないライブは、バースデー企画ならではのレアであるといえる。貴重な時間を目に焼き付けた観客たちはぜひこの景色を忘れないでいただきたい。Misarukaにしかできないファンへのストーレートな熱い想いと、逆にファンがMisarukaへ伝えたい思いが溢れていると言わんばかりな表情と声が合わさって成り立ったライブだったと思う。

ruiにとっても幸せな誕生日になったに違いないと同時に、そこにいた人々全員が幸せになれる気分と最高の素晴らしいライブだった。

Misarukaは4月から無料ワンマンライブを行いそれに続いて、2016年8月8日に新宿Renyにて、ワンマンライブを行う。今後も精力的に活動していく彼らの姿から目を離さず、ぜひライブに足を運んでもらいたい。

 

PHOTO&TEXT:橋本美波

 

 

 

 

 

 

2016年3月3日(木)恵比寿club aim

Misaruka rui バースデーワンマン 「for my dear」

セットリスト

 

SE

1Curse of Contact

2Calling

[MC]

3What do you want?

4forbidden

5misty

6sin

[MC]

7Rasen

8Ariel

[MC]

9Kanon

10juliet

11Rosary

[An]

12この桜が舞い散ってゆく頃に

13Rogation

[An2]

14-Uneccep table-

15Prince

16My dear  rose